リリィ・シュシュのすべて


リリイ・シュシュのすべて 通常版 リリィ・シュシュのすべて
 2001年/日本
 監督 岩井 俊二
 出演 市原 隼人、忍成 修吾、蒼井 優




映画や音楽というものは、歳によって自分の捉え方が違ってくるのでおもしろい。まあ、映画や音楽だけに限らないが。それは自分が大人になってしまったからなのか、何なのか。ふと考えてしまった。
この映画を初めて観たのは19歳の時だったと思う。劇場の一番前の席で観て、隣の友人が号泣し、私はただただ苦しかった事を憶えている。それからはもう1度観たのを最後に、何故かこの映画を避けていた様に思う。でも心のどこかには残っていた。
あれから6年が経ち、ふともう一度観たくなった。

捉え方が全く違っていた。この映画の中心にいるのは14歳の少年や少女たち。苦しい映画には違いないが、感情移入と言うよりも、客観視する私がいた。それもまた切ない気もした。

この映画は辛い内容とは裏腹に、眩しいくらいの美しい風景、映像、音楽で出来ている。これは映画を観る時に、映像のおもしろさを重要視してしまう私としては、たまらないものだった。あの場面が目に焼き付いています、と挙げればきりがない。
音楽も、あたかもリリィ・シュシュが実在するかの様な存在感がある。そのせいで当時19歳の私は、映画の世界と現実の世界の狭間を、彷徨ってしまった記憶がある。

とにかく当時の私も、現在の私も共通して、岩井俊二はえらいもんを作ったわ、と感心してしまうのだ。



opening scene




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posted by iruyak at 2007-10-26 02:24 | Comment(0) | TrackBack(0) |  ≫ ら行
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