めぐりあう時間たち


めぐりあう時間たち The Hours
 2002年/アメリカ
 監督 スティーブン・ダルドリー
 出演 ニコール・キッドマン、ジュリアン・ムーア
    メリル・ストリープ




まずこれを観る前に、とある日本映画を観て軽く失望してしまい、それだけが日本の映画ではないとゆうのに、勝手に日本映画の未来を憂い嘆いていた。
しかしこの映画を鑑賞した後は、「これぞ映画!」という興奮に満ち満ちていた。そしてまた映画によって、少し器の大きくなった私は、あー先ほど観た日本映画は、ただ単につまらん映画だったんだなーという事にやっと気がついた。すいません、日本映画。

大変奥が深く、丁寧に描かれた映画だった。俳優達の演技も実に繊細で、一番の見所だった様に思う。
主演の女性3人はそれぞれ、違う時代、別の場所で生きている。この映画は、それら別々の時間を繋げる役割をしている。
ニコールキッドマン演じるヴァージニア・ウルフは実存した小説家で、彼女の著書「ダロウェイ婦人」がこの物語のモチーフになっている。

冒頭から3人の女性が、かなり追いつめられた状態なので、これはなかなか重い映画かと覚悟したが、覚悟しなくとも小説を読む様に物語の世界へ入り込んでいった。
そして彼女たちや、彼女たちを取り巻く人たちの一挙手一投足に感情が揺さぶられた。
決して納得のいく終わりではないけれど、納得しなければいけない事の様に思えるし、中には救われた瞬間がいくつかあったので、その一瞬一瞬が頭の中に残っている。



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posted by iruyak at 2008-01-23 21:22 | Comment(0) | TrackBack(0) |  ≫ ま行
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