パラノイド・パーク


paranoid-park-poster01.jpg Paranoid Park
 2007年/アメリカ・フランス
 監督 ガス・ヴァン・サント
 出演 ゲイブ・ネヴァンス
    テイラー・モンセン
    ジェイク・ミラー
    ローレン・マッキニー




こちらも最終日、観に行って参りました。
ガス・ヴァン・サント監督最新作。
16歳のアレックスはスケートボードが大好きな普通の高校生。
両親の離婚や、気の合わない彼女の事で悩みながらも、スケーターが集まる「パラノイド・パーク」に通う普通の毎日だった。
しかしある日を境にアレックスの日常は変わってしまう。
事故だったとはいえ、人を殺してしまったのだ。

中々衝撃的な内容だが、映画は静かに少年の苦悩を美しく描いている。
アレックスは手紙という形で、自分の苦しみと向き合っていく。自首するわけでもなく、ただひたすら無表情で手紙を書き続ける。
だからこうゆう事が伝えたいだとか、明確なメッセージはこの映画には存在しないと思った。
ガス・ヴァン・サントの映画を観ていつも思うのがこの事で、「でどういう事だ」と見終えた後にしばらく考え込んでしまう。
考える考えないは観た人の自由。ただ「訳が分からん」とそのまま放置しておけない気分になる。
何かしらあるんではないか、と追求してしまうのだ。
今回の映画でも考えてはみたが、「だからこうだった」とはっきりとした言葉には出来ない。
感じただけ。
ただいつまでも残る映画だった。

全作品を観たわけではないけど、ガス・バン・サントの映画は私の中で特別な位置にある。
単純に「好きな映画」は正直ないかもしれない。
でもやたらと「残る映画」が多い。
彼は彼にしか作り得ない映画を作る、といつも感心する。
「パラノイド・パーク」における時間軸のズラし方一つを取っても、とても興味深い。
一般的にはそのカット必要か?と思う様なカットが、この世界を作り上げる為には必要不可欠なものの様に思えて来る。
とにかく私にとっては唯一無二の不思議な監督です。



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posted by iruyak at 2008-05-10 19:03 | Comment(0) | TrackBack(0) |  ≫ は行
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