
監督 ニコラウス・ゲイハルター
最近こんな映画が公開されていた様で。
「いのちの食べ方」
私自身「見る」「感じる」という行為は、人生においてとても重要な事だと思っている。戦争映画などの誰もが目を背けたくなる様なものであっても、見るべきものは出来るだけ見たい。
でも今回は勇気が出ない。
予告編を観ただけで十分。これは辛過ぎる。
こんな逃げ腰で弱音を吐くのも人間のエゴであって、これこそ目を背けずに観るべきものなんだと痛感してはいる。
毎日大量に生産されている、野菜、肉、魚等の食品生産過程を、音楽も解説もなしにただひたすら流す、というドキュメンタリー映画。
かなりの衝撃作というのが予告編のみでも存分に伝わって来ます。
実際に映画を観るのとでは全く違うとは思いますが、既に考えさせられています。
何様なんやろう人間。
という気持ちでいっぱいです。
食べられる為に産まれて来た生き物たちの姿が、忘れられそうにありません。
心痛めながらも生きる為に自分の手で殺め、いのちに感謝して頂く、というこの自然のサイクルを完全に狂わせている人間一人一人が知るべき世界。
せめてこの予告編だけでも観るのと観ないのとでは、明日からの「食」への考え方が明らかに違うと思います。
予告編
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