リトル・ミス・サンシャイン


リトル・ミス・サンシャイン Little Miss Sunshine
 2006年/アメリカ
 監督 ジョナサン・デイトン、ヴァレリー・ヴァリス
 出演 アビゲイル・ブレスリン、グレッグ・キニア
    トニ・コレット




それぞれに問題を抱え心がバラバラの家族が、7歳の娘オリーブが出場するコンテスト「リトル・ミス・サンシャイン」に向かう為、小さなオンボロバスで遠路はるばる移動する事になる。
その1泊2日の道中を描いた、ハートウォーミング・コメディ。

始めはどうなる事かと思った。
口を開けば喧嘩ばかりの家族。唯一の救いは無邪気なオリーブの笑顔、といった感じ。
しかし、蓋を開ければ皆がお互いを思いやる温かい家族だった。
ヘロイン常用者の祖父なんて言いたい放題で救いようがない、と思ってたけど、何だかんだで一番温かい人だった。壮絶な人生を歩んで来ただけあって流石、要所要所に説得力のある事を言うし、一番心に残っている。
道中、家族はこれでもかというくらいハプニングに見舞われ、ドタバタしている。
それでも心に染みるシーンが多く、それに負けないくらい笑えるシーンも多い。

小規模作品ながら全米で大ヒットしたというこの作品。
納得。皆に愛される家族、映画だと思う。



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posted by iruyak at 2008-04-24 17:59 | Comment(4) | TrackBack(3) |  ≫ ら行

ロック、ストック&ツー・スモーキング・バレルズ


ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ Lock, Stock & Two Smoking Barrels
 1998年/イギリス
 監督 ガイ・リッチー
 出演 ニック・モラン、ジェイソン・ステイサム
    ジェイソン・フレミング、デクスター・フレッチャー




何度かスカパーで観た事があったが毎回途中からで、やっと全篇をゆっくり鑑賞する事が出来た。

この映画は面白いです。
スカパーで見かけた時も途中から観たにも関わらず、ついつい最後まで観てしまう映画。
ストーリー展開も軽快で、ぐいぐい引き込まれる。無駄がない。

一攫千金を狙う若者4人を中心に、ギャングや麻薬の売人などが入り乱れるクライムストーリー。
いくつかの組織やグループが登場し、それぞれの勘違いや偶然が上手く重なり合っていく。そこが馬鹿らしくて笑える。最後には全てが繋がってくので、見終えた後がとても爽快。

全篇ほのかにセピア色で、映像がとてもクールなのでその辺も見所です。
それから主役の若者グループの内の一人、エディの親父役にthe policeのスティングが登場します。何かと表情が決まってます。



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posted by iruyak at 2008-04-02 17:24 | Comment(0) | TrackBack(0) |  ≫ ら行

恋愛睡眠のすすめ

恋愛睡眠のすすめ スペシャル・エディション The Science Of Sleep 
 2005年/フランス
 監督 ミシェル・ゴンドリー
 出演 ガエル・ガルシア・ベルナル、シャルロット・ゲンズブール




観るのをかなり楽しみにしていた。
ミシェル・ゴンドリーの描く夢の世界とゆうのだから絶対おもしろいに違いない、と決めつけ過ぎたのかもしれない。正直、不満足感が拭えない。期待し過ぎるのは良くないと再度反省した。

しかしやはりミシェル・ゴンドリーの夢の中は興味深いものだった。手作り感むき出しの世界だったのでそちらに気がいって、入り込めずに違和感を感じたりと始めは馴染めずにいたが、気付けばすっかり物語に入り込み、居心地のいい世界になっていた。
終わってから気が付いたが、なるほど幼い頃によく観ていたNHK教育等にある、人形劇の風景によく似ている。それは居心地いいわ。妙に納得してしまった。
それから夢の中の水の表現方法が良かった。色々な青や透明のセロファンを使っているので、色んな光に反射している感じが出ていてとても綺麗だった。

物語としては、かなり不器用で冴えない人生を過ごす青年ステファンが、訳あってフランスのパリへ帰郷する。昔住んだアパートに戻るが、隣の部屋に引っ越して来たステファニーに恋をする。現実では全く上手くいかない恋だが、夢の中では思う様に事が進む。ステファンは次第に夢と現実の境目がごちゃごちゃになっていく。
ステファニーからすれば怖い話だが、ステファンがあまりにも不器用なので、不思議とステファンに感情が入ってしまう。上手くいってほしいと願うばかりだった。
映画はもどかしい終わりを迎えるが、よくよく考えたらあの場面で終わるのが一番良かったのかもしれない、と納得。ステファニーのステファンに対する思いも伝わった気がして満足。ステファンは最後まで不甲斐無い奴だったが、やさしい気持ちになる事が出来た。



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posted by iruyak at 2008-02-13 00:32 | Comment(0) | TrackBack(0) |  ≫ ら行

ロスト・イン・トランスレーション


ロスト・イン・トランスレーション Lost in Translation
 2003年/アメリカ
 監督 ソフィア・コッポラ
 出演 ビル・マーレイ、スカーレット・ヨハンソン




まず、よくぞここまで東京や日本人を観察したな、と感心した。
舞台は東京で、CM撮影の為来日した中年ハリウッドスターと、カメラマンの夫に付いて来日している若い妻が出会って、ひと時を共に過ごす物語だ。
異国の人間が描く日本というのは、一歩間違えれば嫌悪感を生むものだし、上手くいけば興味深いものになる。この映画は、後者に当てはまる。
前半は自国ながら、嫌になるくらいの馬鹿馬鹿しい所、気持ち悪い所などが、全面に表れていたが、後半は良い面が表れていた。おそらく、主人公の2人の心情を表す一つの表現なのだろう。
ソフィア・コッポラの目の付けどころは、面白い。ソフィア・コッポラに限らず、日本を訪れた外国の方々にとっての、あるあるなのかもしれないが、日本人の私でも頷いてしまう。それを映画で表現した所が面白い。

そのめくるめく東京の風景の中で、主人公の2人の時間が流れ出す。
この映画の舞台が東京というのは大変重要だったと思う。
東京の街というのは、誰しもが持っている孤独感、焦燥感などに拍車をかける不思議なパワーを持っている。私も数年前に上京し生活をした事があるので、外国人とまではいかないが、よそ者として、その感覚が少しばかり理解出来る。
馴れたとは言え、今でもたまに東京を訪れるとあの街のパワーに吸い込まれ、必ず1日目にホームシックの様な逃げ出したい変な感覚に襲われる。ましてや言葉も通じない外国の方となると、どうなるのだろう。
しかしその東京で出会ってしまった2人の物語は、その街のパワーすらも吹っ飛ばして、温かいものにしてくれる。
やはり結局は人との繋がりで、その場所すらもかけがえのないものに変えてくれる。自分とかなり重ね合わせて観てしまった。

藤井隆のマシューの登場が笑った。この映画で初めて傍から観て、よくよく考えるとくだらないハイテンションキャラクターだが、この国で生まれ育った私にとっては、たまらなく愛おしいキャラクターなのだ。街の人も同様に。



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posted by iruyak at 2008-01-20 03:01 | Comment(4) | TrackBack(1) |  ≫ ら行

リリィ・シュシュのすべて


リリイ・シュシュのすべて 通常版 リリィ・シュシュのすべて
 2001年/日本
 監督 岩井 俊二
 出演 市原 隼人、忍成 修吾、蒼井 優




映画や音楽というものは、歳によって自分の捉え方が違ってくるのでおもしろい。まあ、映画や音楽だけに限らないが。それは自分が大人になってしまったからなのか、何なのか。ふと考えてしまった。
この映画を初めて観たのは19歳の時だったと思う。劇場の一番前の席で観て、隣の友人が号泣し、私はただただ苦しかった事を憶えている。それからはもう1度観たのを最後に、何故かこの映画を避けていた様に思う。でも心のどこかには残っていた。
あれから6年が経ち、ふともう一度観たくなった。

捉え方が全く違っていた。この映画の中心にいるのは14歳の少年や少女たち。苦しい映画には違いないが、感情移入と言うよりも、客観視する私がいた。それもまた切ない気もした。

この映画は辛い内容とは裏腹に、眩しいくらいの美しい風景、映像、音楽で出来ている。これは映画を観る時に、映像のおもしろさを重要視してしまう私としては、たまらないものだった。あの場面が目に焼き付いています、と挙げればきりがない。
音楽も、あたかもリリィ・シュシュが実在するかの様な存在感がある。そのせいで当時19歳の私は、映画の世界と現実の世界の狭間を、彷徨ってしまった記憶がある。

とにかく当時の私も、現在の私も共通して、岩井俊二はえらいもんを作ったわ、と感心してしまうのだ。



opening scene




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posted by iruyak at 2007-10-26 02:24 | Comment(0) | TrackBack(0) |  ≫ ら行

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